年中、新米の味をめざして…マジです!
★自ら米づくり
ちゃふぇでは、うるち米(普通のお米)、赤米(うるち)、黒米(もち)を育て作ってます。
★品種
うるち米はこの辺りで人気の『ミネアサヒ』ではなく、 5年ほど前に開発された新品種『みねはるか』です。 http://www.pref.aichi.jp/nososi/seika/hokoku/hokoku39/39-095.html
『みねはるか』は、食味に優れ、病気に強い品種でのため、熟成期の8月にイモチ病の農薬散布をする必要がありません。
ちなみに『ミネアサヒ』はカタカナ、 『みねはるか』はひらがなで正式表記されます。
★苗作り
優れた品種ですが農薬が要らないため農協では取り扱ってくれません…当然自ら「種籾」から育てます。「芽だし」→「籾まき」→「育苗」
詳しくは→http://ameblo.jp/22252225/entry-10490915825.html
「いざらい」4月の初めに部落中総出で用水路の掃除をします。
★代かき
トラクターで「代かき」をします。
★田植え会
毎年5月末に「田植え会」を開き、お客さんやインターネットで呼びかけた多くの皆さんと「手植え」をします。
会費制・参加大歓迎(田植えの後はBBQパーティー・前日からお泊りOK)
★育て方
何よりも、お米作りで一番大変なのが「除草」です。
22年度は米ぬか除草が上手くいきヒエの発生は全くありませんでしたが…他の雑草が酷くて…
除草剤は使ってないため…チェーン除草やカルチベーター(除草機)で抑え…後は手で取り除きます。
7月…地獄です(+。+)
★稲刈り会・はざ掛け
稲刈りもイベントとして行います。
(コンバイン)ではなく手刈り・バインダーで刈った稲は「はざかけ」して天日干し乾燥を二週間します。
台風で倒れることも…
★脱穀・天日乾燥
ハーベスターという機械で脱穀し、さらにブルーシートに籾米を広げて水分を14%までに下げます。
天候にもよりますが…一日から一週間?…毎日広げては仕舞い、広げては仕舞い…何度も熊手で掻き回す。
★稲わら
「稲わら」は田んぼに戻したり、畑やヤギの敷わらなどに使用。
★籾すり
21年までは収穫した全量を籾すりして玄米で保存してましたが…。
平成22年度産からは、お米を「籾米」の状態で保存してあります。
そして定期的に(月に二回とか)、この程導入した小型籾すり機でその都度「玄米」しています。
インペラ式小型籾すり機ユーチューブ映像http://www.youtube.com/watch?v=NjV5t1fKMfMこのマシン導入によって常にいつも新米が食べれます!!!
…夏までも?多分??少なくとも今は新米状態です!
籾がらも使います。
★精米
当然ながら、使う度に「精米」しています。
サタケのマジックミルを使用し胚芽づきにします。→http://www.satake-japan.co.jp/ja/products/household/skm5b.html ご飯の中のゴマのようなものが胚芽です。
★土鍋炊き
ちゃふぇではお客様がご来店されてから火をつけて「土鍋」で炊き上げます。
ガス火で一気に炊き上げるため約8分で噴き約8分弱火8分蒸らしで出来上がります。
(電気釜では蒸らしまで一時間くらいかかります)
炊く時に「赤米」を少量、うるち米に足して炊きあげると(一合に対してスプーン一杯ほど)…プチプチ感を楽しめます。
「黒米」を足すとお米全体が赤っぽく染まり…モチモチします。
★食卓へ
炊き立てのご飯は鍋ごと食卓へお出しします。
アツアツの美味しいご飯を是非どうぞ…
★ご飯
雑誌取材などで「どの料理がメインですか?」と聞かれることがありますが…和食のフルコースってメインがないんですよ…って…
まぁ、ある意味一番手間暇のかかった料理は「ご飯」ですかね。
そんなちゃふぇのご飯を召し上がってみてください。
愛知県豊田市稲武地区(旧稲武町夏焼)で、自前のお米・お野菜・放し飼いの鶏・季節の山菜等を提供されているレストラン「山里ちゃふぇ」さんです。お米の作り方や鶏の捌き方、糀からの味噌の作り方、他もろもろ教えていただき懇意にさせていただいております。フェイスブック繋がりで、ご存じない方は、是非一度、美味しい食事を食べに伺ってみて下さい。
投稿情報: Makoto Okamoto | 2011/10/24 20:21